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2025[Mon]
06.23

【感想】モネ展で没入体験をしてきました

日々雑感

先日、名古屋市の金山駅にある、金山南ビル美術館棟(旧名古屋ボストン美術館)で開催されていた「クロード・モネ展」に行ってきました。本日で会期終了というギリギリのタイミングでしたが、本当に感動的な体験で、今でもその余韻に浸っています。

今回の美術展は、絵画をただ鑑賞するだけでなく、モネの世界に「没入」できるような工夫が凝らされていました。まるでモネのアトリエに迷い込んだかのような、あるいは彼の描いた風景の中に自分が立っているかのような感覚に包まれ、まるでクロード・モネの人生に迷い込んだような、とても印象的な体験でした。


印象派誕生の背景も学べる!充実の導入展示

展示はまず、19世紀のパリの画壇の状況や、そこから印象派がどのように誕生していったのかについて、パネル展示で分かりやすく紹介されていました。当時の美術界の常識を打ち破り、新たな表現を追求した画家たちの情熱がひしひしと伝わってきて、その後の没入体験への期待がさらに高まりました。歴史的背景を知ることで、モネたちの作品をより深く理解できたように思います。






光と音に包まれるデジタルアートでモネの世界へ

そして、いよいよメインエリアとなるデジタルアート会場へ足を踏み入れました。そこは、まさに別世界!四方を色とりどりの映像に囲まれ、パリをイメージさせる美しい音楽が聞こえてきます。モネや印象派の関連作品が、壁面いっぱいに次々と映し出されていくのです。






「印象、日の出」に描かれた幻想的な夜明け、荒々しい波が打ち寄せる海岸、そして睡蓮の庭園。ゆっくりと移り変わる数々の作品に囲まれ、心地よい音楽に身を任せていると、**まるでモネの人生を追体験しているかのようでした。**視覚だけでなく、五感に訴えかけるような演出は、シニア世代の私にとっても新鮮で、モネの作品が持つ魅力を改めて深く感じることができました。




絵画の世界に飛び込む!感動のフォトスポット

デジタルアート会場の他にも、展示されている絵画は、教科書やテレビなどで一度は目にしたことのあるような、まさに印象派を代表する作品ばかり。睡蓮、積みわら…どれもが懐かしく、そしてモネの筆遣い一つ一つから、その当時の光や空気までもが伝わってくるようでした。




中でも特に印象に残ったのは、あの有名な*「日傘をさす女性」の絵画の展示ですなんと、絵画の中に描かれているような実際の橋が再現されており、そこには日傘まで置かれていました!まるでモネの描いた風景の中に自分が立っているかのように、実際に傘を持って写真を撮ることができたんです。絵画の世界に飛び込んだような体験ができ、多くの来場者が楽しそうに写真を撮っていました。私ももちろん、記念の一枚を撮ってきました。






現代のデジタル技術と巨匠の芸術が融合した、まさに温故知新の美術展。今回のような没入型の展示は、絵画にあまり馴染みのない方でも、きっとその世界に引き込まれることでしょう。

残念ながら6/22で終了してしまいましたが、この感動は私の心に深く刻まれました。これからも、様々な形で芸術に触れる機会を大切にしていきたいと改めて感じさせてくれる、素晴らしい美術展でした。

旧ボストン美術館のある金山駅は、ゴールドライフ高茶屋のある「津駅」から、乗り換えを含めて1時間程度で到着します。名古屋へも十分遊びに行ける距離ですので、終の住処を探しておられるシニアの方々は一度ぜひご見学に来てくださいませ。


シニア向け住宅アドバイザー ライター:添田 浩司

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