3月7日は、サウナの日。
その語呂合わせから、(サとナ(37))
公益社団法人日本サウナ・スパ協会が制定しました。
サウナとは、高温の室内で体を温めて発汗する温浴法で、
フィンランドが発祥とされています。
若い人から中高年の間では、サウナが流行っておりますが、
その効能は何でしょうか?
サウナによる効能には、いろいろありますが、
代表的なものでは、
・疲労回復
・ストレス解消
・血圧低下
・安眠促進
・肩こり、腰痛の解消
・自律神経失調の回復
などがあげられます。
サウナでは血流が増えますので、酸素の摂取量が増えて
肉体および精神の疲労回復などにつながります。
また入浴すると血圧はあがりますが、
サウナに入ると、血管が一時的に拡張しますので、
結果血圧が低下します。
高血圧の方は、ちょっと嬉しいですね。(すぐ元に戻りますが)
サウナに入ると、血行がよくなり、体内を循環する血液量が増え、
汗と共に疲労物質)が排出されます。
これにより、肩こり、腰痛などの神経感覚的症状が改善されるとのこと。
中年以降の人間にはありがたいです。
サウナにはいいことばかりのようですが、
高齢者には注意が必要です。
長時間サウナに入りますと、脱水症状になります。
血管内の血液がどろどろになることで、
血栓ができ、血管がつまりやすくなりますので、
疾患をお持ちの方はほどほどに、
サウナ浴をされるのが良いでしょう。
また、何年か前から、サウナに入って「整う」という
言葉が定着しました。
「整う」というのは、サウナと水風呂を交互に
繰り返し入ることで、脳内は興奮してるけど、
体はクールな状態をいいます。
副交感神経、つまりブレーキが機能している
状態です。アクセルを踏んでいるけど、
ブレーキも効いた状態・・・・。
うまく説明できませんね。
1つ言えることは、高齢者にとって
急激な温度変化は、血圧に影響を及ぼし、
ヒートショックが引き起こされる可能性も
あります。
何事もほどほどにされるのが安心です。