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2024[Fri]
12.06

分散投資に役立つ不動産小口化商品

不動産小口化商品分散投資投資

社会的に老後に向けた資産形成ニーズが高まりを見せており、

金融庁は新NISAの主軸とした”投資による資産形成”を

強く推し進めています。


投資には様々な種類がありますが、

本日は様々な投資の特徴について、

お話をさせていただきます。


■預貯金や国債

老後の資産形成をするにあたり、最も安全な投資先は、

預貯金と国債です。

元本割れのリスクが小さく安定した資産運用ができます。

ただ、非常に低金利での運用になりますので、

昨今の物価上昇に届かず、ただお金を持っているだけでは、

世の中の価値に対し、資産が減少することになります。


■株式投資

株式は価格の変動がある分、上手く運用できれば非常に

高い利回りを期待できます。

しかしリターンの反面、株価次第では、

資産を失くすという大きなリスクも存在します。

個人投資家は、結果として高値で買って、

安値で売るというケースも多いです。


■REAT

REATとは、Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)

の略です。

投資家から集めた資金で不動産を購入し、その収益を

投資家に分配する金融商品です。

株式同様に、価格変動のリスクがありますが、

不動産は物価上昇や、インフレの局面に強いため、

分散投資先として、一定の人気があります。

不動産でありながら、市場での換金が容易なことが特徴です。


■不動産小口化商品

不動産小口化商品は、REATと同様、

不動産を投資対象としながらも、

多額の資金を必要とせず、小口の投資が

可能なことからも上記の名前がつけられています。

利回りは、3~8%程度と比較的高利回りです。

(※中には10%を超えるようなものもありますが、

個人的には眉唾もので、リスクを感じます)


災害が多い日本において、エリアを集中した投資は、

万が一、大地震等の影響を受けると甚大な損害を受けます。

様々な地域の小口化商品を購入することで、

不動産投資における最大のリスクを回避できる

ことが魅力です。

株式やREATと違い、市場取引が行われないため、

他者への売却はできず、換金性がよくないため、

安定した資金での投資が必須となります。

利回りは固定ですが、元本は保証されていません。

投資した不動産の価格下落による

利回り低下(もしくは元本割れ)リスクが存在します。

多くの優良な事業者では、「優先劣後」の仕組みを採用し、

不動産の価格下落リスクを抑えています。



今日は様々な投資について、

基本的な違いを簡単に書きました。

投資には人それぞれ好みがあると思いますが、

個人的にはリスクを抑えながら、

リターンとリスクがほど良いバランスの不動産小口投資が

日本人には合うような気がします。

またあらためて、不動産小口化商品について

書いてみたいと思います。

それでは。


 

 

 

 

 

 

シニア向け住宅アドバイザー ライター:添田 浩司

安心安全な住まい、日々の健康や、自分らしい暮らしに役立つ情報、地域の話題などを配信していきます。

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