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2024[Wed]
10.30

子供の人口(15歳未満)の減少

時代

 今日は、日本のこどもの人口について、客観的な数字をあげていきたいと思います。

総務省や厚生労働省の発表では、

2024年4月1日現在におけるこどもの数(15歳未満人口)は、

前年に比べ33万人少ない1401万人で、

1982年から43年連続の減少となり、

過去最少となりました。



こどもの数を年齢3歳階級別にみると、

0~2歳が235万人(総人口にしめる割合1.9%)

3~5歳が257万人(同2.1%)、6~8歳が288万人(同2.3%)、

9~11歳が305万人(同2.5%)、12~14歳が317万人(同2.6%)



こどもの割合は、1950年には35.4%と、なんと総人口の3分の1を超えていました。

第1次ベビーブーム期(1947年~1949年)後の出生児数の減少を反映し、

1970年には23.9%まで低下、その後、第2次ベビーブーム期

1974年には24.4%まで上昇したものの、

1975年から再び低下を続け、

2024年は11.3%で過去最低となりました。

1950年の1/3以下とは驚きです。

ニュースで子供の出生率や出生数が

何年連続で減少という話は聞くことがありますが、

年齢3区分でみると、現代の年齢分布が

よくないものであることを肌で感じます。

50年前の1975年と割合を比較しても、

子供は半分以下、高齢者にいたっては、3.69倍です。





子供の割合は50年連続で減少しています。

わたくしの生まれた年は、出生数が1,901,440人でしたので、

2023年の出生数758,631人は、39.8%です。

子供会も参加者が少ないわけです。

反対に高齢者は74年連続の増加となっています。

少子化の起こる原因はいろいろありますが、

一番は経済や社会の発展です。

 

 

 

 

 

 

先進国は少子化傾向で、アフリカや南米は子供が多いです。

社会がより効率的になり、経済成長が進むほどに、少子化していくなら、

この流れは変わることはないのでしょうね。

ひとりひとりが個別に、自分と家族と向き合うことが必要だと感じます。

シニア向け住宅アドバイザー ライター:添田 浩司

安心安全な住まい、日々の健康や、自分らしい暮らしに役立つ情報、地域の話題などを配信していきます。

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