
先週土曜日から、NHKでブラタモリが始まりました。
第1回の放送は、桑名の七里の渡し~四日市の
追分の三差路までの紹介でした。
せっかくですので、
その道をたどってみたいと思います。
東海道53次は、江戸時代に整備された東海道にある
53の宿場のことを指します。
江戸時代において、輸送の範囲は
隣接する宿場までとなっており、
これを越えて運ぶことは禁止されていました。
したがって人足と馬もそこで交替することになり、
隣の宿場に着くと荷物を新しい馬に
積み替えることになります。
江戸から京都までの距離を、53回の継ぎ替えで荷物を
運ぶから、53次なんですね。
さて、三重県のスタートは、
桑名市の七里の渡しです。
前回、九華公園の花見の回で、少し登場しましたが、
名古屋市の熱田区の宮宿から桑名市まで、
舟を移動手段として
使っていました。
七里の渡しは、桑名藩の渡船場となります。


写真の左側には、チラッと常夜灯が映っています。
夜にはこれに火が灯ったのでしょうね。
写真右端には、桑名城のシンボルともいえる
蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)がほんの少し写っています。
七里の渡しに来る船の監視をする役割があったそうです。
(そんなに大事な建物とは知らず、
撮影していませんでした(-_-;))
さて、この写真の右側の道を行けば、
伊勢路へとつながります。
江戸時代のピーク時には、
年間500万人が参拝したと言われる伊勢神宮。
江戸時代の人口は2,600~2,700万人とすると、
全国民の6人に1人は行く
超絶人気の観光地です。
ディズニーランドの年間入場者数が2,700~2,800万人ですから、
イメージできるのではないでしょうか?
次回は、四日市の追分の分岐点を
ご紹介します。乞うご期待!