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2024[Sat]
07.13

緊急地震速報の仕組み

安全な暮らし防災

地震が発生した時などに、スマホ(携帯)から異常音と

地震の到来を知らせる音声が流れます。

スマホ(携帯)をお持ちの皆様は、ご経験があるのではないでしょうか?

気象庁では、地震による強い揺れが来るときには「緊急地震速報」を、

津波による災害の発生が予想されるときには

「津波警報」等を発表しています。

最大震度5弱以上の揺れが予想されるときに、震度4以上の揺れが

予想される地域に対し、緊急地震速報が発表されます。

(※現在は長周期地震動階級3以上を予想した場合にも

緊急地震速報が発表されています。)

緊急地震速報が発表されてから、すぐに地震の強い揺れが来ます。

一体なぜ、地震が起きる直前に我々は地震が来ることを

知ることができるのでしょうか?

出典:気象庁ホームページ 

https://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/shikumi/whats-eew.html


まず地震が発生すると、震源からは揺れが波となって

地面や地中を伝わります。

地震波には2種類の波があります。

速いスピードで伝わる波をP波、スピードは遅いが揺れは強い波を

S波といいます。


緊急地震速報は、P波とS波の伝わる速度の差を利用して、

地震計がP波を検知すると、震源の位置や地震の規模、

震度等を自動で計算・予測し、S波が伝わってくる前に強い揺れが来る

ことをアナウンスしています。

地震が来ることが即座にわかるように、スマホ(携帯等)からは、

専用の音が流れてきます。

どんな音か思い出せない方は、

それぞれの携帯端末会社のホームページから、

緊急地震速報の音を確認しておくと、

いざというときに即行動に映ることができるので良いと思います。

シニア向け住宅アドバイザー ライター:添田 浩司

安心安全な住まい、健康な暮らし、自分らしい暮らしに役立つ情報を配信していきます。

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