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2025[Fri]
05.23

脳を活性化!楽しみながらできる認知症予防

健康なくらし


「最近、物忘れが多くなったかな?」                                         「認知症って聞くとちょっと心配…」                         

そう感じることはありませんか? 

認知症は誰もが避けたいものですが、                              実は日々のちょっとした心がけで、そのリスクを減らし、                                   脳の健康を保つことができると言われています。


難しく考える必要はありません。 日常生活の中で「楽しみながら」                             取り組める、脳を活性化させるヒントをご紹介します。                                  今日から始めてみましょう!

なぜ脳を活性化させることが大切なの?

私たちの脳は、使えば使うほど細胞間のネットワークが強化され、                              新しい情報を取り入れたり、思考力を高めたりすることができます。                             これを「脳の可塑性(かそせい)」と言います。

脳を積極的に使うことで、認知症のリスクを軽減するだけでなく、                               記憶力や判断力の維持、さらには新しいことへの挑戦意欲や好奇心を                             高めることにも繋がります。つまり、脳を活性化させることは、                                  いつまでも自分らしく、充実した毎日を送るための秘訣なのです。


今日からできる!                                  楽しみながら脳を活性化させる7つのヒント


さあ、難しく考えずに、ワクワクする気持ちで始めてみましょう!

1. 新しいことを「学ぶ」習慣を持つ

「今さら勉強なんて…」と思うかもしれませんね。でも、                                  新しいことを学ぶことは、脳にとって最高の刺激になります。

  • 語学の勉強: 英会話や中国語など、簡単なフレーズからでもOK。
  • 書道や絵画: 手を動かすことで脳の様々な部位が活性化されます。
  • 楽器の演奏: 指先を使い、楽譜を読むなど、脳全体を使います。
  • パソコンやスマートフォンの操作: デジタル機器を使いこなすことで、新しい情報に触れ、思考力も向上します。
  • 歴史や地域の歴史を学ぶ: 知的好奇心を満たし、知識を深めます。

小さなことでも構いません。興味を持ったこと、新しい分野に挑戦してみましょう。

2. 「指先」を積極的に使う

指先には多くの神経が集まっており、「第二の脳」とも言われます。指先を細かく使う作業は、脳を非常に活性化させます。

  • 料理: 食材を切る、盛り付ける、味付けをするなど、                                   五感を使いながら複雑な作業を行います。
  • 手芸・編み物: 指を細かく動かし、集中力も養われます。
  • 園芸・ガーデニング: 土を触る、種をまく、剪定するなど、                               五感を使って自然と触れ合います。
  • ブロックやパズル: 考える力と指先を使うので、                                   お子さんやお孫さんと一緒に楽しむのも良いでしょう。
  • 将棋や囲碁、麻雀: 高度な思考力と集中力が求められます。

3. 「会話」と「交流」を大切にする

人とのコミュニケーションは、脳を活性化させる最も身近で楽しい方法です。

  • 友人や家族との会話: 何気ないおしゃべりでも、脳は情報処理や感情の読み取りを行っています。
  • 地域活動やサークルに参加する: 新しい出会いは、新しい刺激を与えてくれます。
  • 電話やビデオ通話で遠方の友人と話す: 直接会えなくても、声を聞くだけで心が豊かになります。
  • ニュースや本について意見を交換する: 自分の考えを言葉にする練習になります。

孤独は脳の健康に良くないと言われています。                                       積極的に人との交流の場に出かけましょう。

4. 適度な「運動」を取り入れる

運動は体だけでなく、脳の健康にも良い影響を与えます。

  • ウォーキング: 景色を楽しみながら歩くことで、脳もリフレッシュされます。
  • ラジオ体操: 全身を動かし、血行を促進します。
  • 軽い筋力トレーニング: 筋肉を刺激することで、脳への血流も良くなります。
  • ダンスやヨガ: バランス感覚やリズム感、集中力を養います。

運動は、脳細胞の成長を促す物質の分泌を助け、                                       記憶力や学習能力の向上に繋がると言われています。

5. 「五感」を意識して生活する

目で見て、耳で聞いて、鼻で嗅いで、舌で味わい、手で触れる。                               五感を意識的に使うことで、脳はより多くの情報を処理し、                                  活性化されます。

  • 旬の食材を味わう: 新しい味や香りを発見する喜び。
  • 自然の中で過ごす: 鳥のさえずりを聞き、花の香りを嗅ぎ、風を感じる。
  • 美術館やコンサートに行く: 芸術に触れることで、感性が刺激されます。
  • アロマテラピーを取り入れる: 香りでリラックス効果を得たり、                                      記憶を呼び起こしたり。

6. 「読み書き」を習慣にする

活字を読み、自分の言葉で表現する「読み書き」は、                                     脳全体を使う優れた活動です。

  • 新聞や本を読む: 新しい知識を得て、思考力を深めます。
  • 日記や手紙を書く: 自分の考えを整理し、文章力を高めます。
  • ブログやSNSで情報発信する: 自分の意見をまとめ、他者と共有することで、さらに思考が深まります。

7. 質の良い「睡眠」をとる

睡眠は、脳の休息とメンテナンスに不可欠です。

  • 規則正しい時間に寝起きする: 体内時計を整え、質の良い睡眠に繋がります。
  • 寝室環境を整える: 静かで暗く、快適な温度・湿度を保つ。
  • 寝る前のカフェインやアルコールを控える: 睡眠を妨げる原因になります。

脳は、睡眠中にその日の情報を整理し定着させます。質の良い睡眠は、                           記憶力の維持にも欠かせません。


最後に

認知症予防は、特別なことではありません。                                          日々の暮らしの中で「新しいことに興味を持つ」                                       「体を動かす」「人と交流する」といった、                                         当たり前のことを少し意識するだけで、                                            脳は活性化され、心豊かな毎日を送ることができます。


大切なのは、「楽しむ」ことです。                                              自分が心から楽しめることを見つけて、                                              ご自身のペースで続けていきましょう。                                                  きっと、心身ともにイキイキとした毎日が送れるはずです。




シニア向け住宅アドバイザー ライター:添田 浩司

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