皆さん、こんにちは!いよいよ6月に入り、梅雨の季節がやってきまた。 雨が続くと気分が沈みがち…という方もいらっしゃるかもしれません。 でも、この時期だからこそ楽しめる、特別な美しさがあるのをご存知ですか?
それは、ずばり紫陽花(あじさい)です!
雨が紫陽花をより一層輝かせる
紫陽花は、雨露をまとってこそ、その真の美しさを発揮すると言われています。しとしと降る雨が、花びらの色をより鮮やかに、そして艶やかに見せてくれるんです。晴れた日とはまた違う、しっとりとした風情は、この時期ならではの特別なご褒美。
公園や庭先、道端など、身近な場所でもよく見かける紫陽花ですが、 その多様な色合いと形にはいつも驚かされます。
- 青、紫、ピンク、白…: 土壌の酸性度によって色が変わるという不思議な特性も、紫陽花の魅力の一つ。同じ株でも、咲き始めと終わりで色が変化していく様子も楽しめます。
- 「ガクアジサイ」と「ホンアジサイ」: 外側に装飾花が咲く「ガクアジサイ」や、丸くこんもりと咲く「ホンアジサイ」など、形の違いも見ていて飽きません。お気に入りの品種を見つけるのも楽しいですね。
知っておきたい!人気の紫陽花の品種
近年、日本の気候にも合う、様々な品種の紫陽花が開発され、 私たちの目を楽しませてくれています。
中でも注目したいのが、アメリカ原産の紫陽花です。例えば、「アナベル」は、従来の紫陽花とは一味違う魅力で人気を集めています。
- アナベル:
- 特徴: 花房が大きく、白くて丸いボール状の花を咲かせます。 色が土壌に左右されにくく、毎年安定して美しい花を楽しめるのが魅力です。 剪定もしやすく、初心者の方にも育てやすい品種として、近年非常に人気が高まっています。 咲き進むとライムグリーンに変化する品種もあり、長く楽しめます。
- カシワバアジサイ:
- 特徴: 柏の葉に似た葉っぱが特徴的で、円錐形に白い花を咲かせます。 葉の形がユニークで、秋には紅葉も楽しめるため、花だけでなく葉も 美しい品種として親しまれています。
- 特徴: 柏の葉に似た葉っぱが特徴的で、円錐形に白い花を咲かせます。 葉の形がユニークで、秋には紅葉も楽しめるため、花だけでなく葉も 美しい品種として親しまれています。
これらの品種は、従来の日本の紫陽花とはまた違った表情を見せてくれるので、見かけたらぜひ注目してみてください。ご自宅で育てるのもおすすめです。
紫陽花を愛でる!6月のおすすめの過ごし方
- 近所の公園や庭を散策: 特別な場所に行かなくても、ご近所の公園や散歩コースに咲く紫陽花をゆっくり眺めるだけでも、心が和みます。雨上がりのしずくをまとった紫陽花は、特に美しいです。
- 紫陽花スポットへお出かけ: 全国各地には、紫陽花の名所がたくさんあります。たとえば、三重県津市にある「かざはやの里」もその一つ。広大な敷地に約77,000株もの紫陽花が咲き誇る、圧巻の景色が楽しめます。足元が舗装されている場所も多いので、安心して散策できます。お出かけの際は、事前に開花状況やアクセス方法を確認しておきましょう。
- 自宅で紫陽花を飾る: 切り花として販売されている紫陽花を自宅に飾るのもおすすめです。 水揚げをしっかりすれば、長く楽しめます。お部屋に一輪飾るだけで、 梅雨のじめじめした気分も吹き飛び、心が明るくなります。
- 写真に収める: 美しい紫陽花を写真に残してみませんか?雨粒が輝く瞬間や、しっとりとした色合いを捉えるのも楽しいものです。 スマートフォンのカメラでも、十分に素敵な写真が撮れます。
紫陽花から学ぶ、心のゆとり
雨の日が多い6月は、つい活動が制限されがちですが、紫陽花はそんな季節を彩ってくれる、私たちにとっての癒しです。
「雨だからこそ美しい」紫陽花のように、私たちも「雨だからこそできること」を見つけて、 この季節を豊かに過ごしていきましょう。 ゆっくりと紫陽花を眺めながら、日頃の忙しさを忘れ、 心のゆとりを取り戻してみませんか?
さあ、この6月は、身近なところにある紫陽花の美しさに目を向け、 心豊かな時間を過ごしましょう!