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2025[Tue]
06.17

霞ヶ浦緑地で健康的な一日を!

日々雑感健康

先日、三重県四日市市の霞ヶ浦緑地にあるロングビーチ公園と四日市ドームを訪れてみました。天気は良く、日差しは強かったものの、意外にも多くのシニアの方々がウォーキングや体操を楽しまれていて、その活気に驚きました。今回は、シニア世代に特におすすめしたい、これらの施設の魅力をご紹介します!

平日の昼間は穴場!

私が訪れたのは平日の昼間でした。この時間帯は、お子さん連れのご家族がまったくおらず、シニア世比代がゆったりと、自分のペースで運動を楽しむには最高の時間帯だと感じました。広々とした公園で、周りを気にせずウォーキングしたり、健康遊具を試したりできます。休日は賑わうことが多いようなので、平日を狙って訪れるのがおすすめです。


ロングビーチ公園でアクティブに体を動かそう!

私が訪れた際、特に印象的だったのがロングビーチ公園です。実はこの公園、「ゆめくじら公園」という愛称でも呼ばれているようで、どちらが正式名称なのかは定かではありませんが、その内容には目をみはるものがありました。



公園内には、一見すると子ども向けのようにも見えるユニークな健康遊具が多数設置されています。これが、シニアの方々にぜひ試していただきたいポイントです!

中でも公園の中心にそびえ立つ、マウンテンゾーンの巨大遊具は圧巻です! 見上げるとその大きさに驚きますが、この巨大遊具には、冒険心をくすぐる仕掛けがたくさん。例えば、全長48mのローラーすべり台! 「え、すべり台なんて…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これがなかなかどうして、体を動かすのに最適なんです。急な傾斜ではないので、ゆっくりと景色を楽しみながら滑ることができます。滑り終わった後に階段を上るのも、良い運動になりますよ。童心に帰って、笑顔で体を動かすのは、心身のリフレッシュにも繋がります。





その他にも、様々な健康遊具が設置されています。

  • ぶら下がり健康器: 肩や背中の筋肉を無理なく伸ばし、血行促進に効果的です。肩こり解消にも良いかもしれません。
  • 足つぼを刺激する石畳: 素足で歩けば、足裏のツボが心地よく刺激され、血行促進や疲労回復が期待できます。最初は少し痛く感じるかもしれませんが、慣れてくるとやみつきになるかもしれません。
  • 全身を伸ばせるベンチ: 横になったり座ったりして、普段使わない筋肉をゆっくりと伸ばすことができます。ストレッチ効果が高く、体の柔軟性を高めるのに役立ちます。


ただウォーキングするだけでなく、これらの遊具を使って気軽に全身運動ができるんです。無理なく、自分のペースで体を動かせるので、運動不足解消や健康維持にぴったり。私もいくつか試してみましたが、普段使わない筋肉が伸びて気持ちよかったですよ! 園内には日陰も多いので、休憩しながらでも安心して楽しめます。


四日市ドーム周辺で爽快ウォーキング!

ロングビーチ公園に隣接する四日市ドームも、シニア世代の運動に最適な場所です。ドーム周辺は広々としており、平坦な道が続くため、ウォーキングに最適です。私が訪れた日も、日差しは強かったものの、ウォーキングをされている方をちらほら見かけました。


  • 広々とした空間: 周囲を気にせず、ゆったりとウォーキングが楽しめます。
  • 美しい景色: 海風を感じながら、開放的な気分で運動できます。


そして、海側に出ますと、「ぼちゃん!ぼちゃん!」と何かが水面から飛び跳ねる音が聞こえてきました。何だろう?と目を凝らすと、なんとボラが跳ねていたのです! 自然の風景の中で、思わぬ生き物との出会いがあるのも、この場所の魅力です。


もし、夏の暑い日や雨の日でも運動したい場合は、四日市ドームの屋内施設を利用するのも良いでしょう。四日市ドームでは、その多目的性から、年間を通して様々なイベントや大会が開催されています。特に、テニスの大会が数多く開かれているようです。市民大会から、シニア向けの大会まで、幅広いレベルのテニスイベントが実施されています。イベントがない日は、多目的スペースが開放されていることもあるので、事前に公式サイトなどで確認してみることをお勧めします。


四日市ドームの由来とユニークな建築

四日市ドームは、1997年(平成9年)8月1日に開場しました。これは、四日市市の市制施行100周年記念事業の一環として建設されたドーム施設です。市民にとって新たなシンボルとして、スポーツだけでなく文化活動にも利用できる多目的施設として計画されました。



その建築も非常にユニークです。四日市ドームは、四日市港に面した運河に臨んで建てられており、その外観はまるで巨大な鉄のクジラが横たわっているような形をしています。特に運河から見る南東側は、運河に向かって傾斜した緩やかな曲面を持つ大屋根が特徴的で、その巨大さを優美なものに変えています。



屋根構造は鉄骨鋼管トラス構造で、その大屋根は4隅に設けられたピン支承の4点のみで支持されているという、高度な技術が用いられています。センターから左右に開かれた2枚のリーフ状の大屋根の中央には、テフロン膜によるトップライトが設けられており、そこからの拡散光と、ドームの四面を囲むガラス面から入る光が、さらに大屋根に反射することで、ドーム全体に均質な明るさを与える工夫がされています。この巧妙な設計により、直接光を防ぎながらも明るさを確保し、快適な屋内空間が実現されています。


ロングビーチ公園の由来と歴史

この「ロングビーチ公園」という名前、実は四日市市と姉妹都市提携を結んでいるアメリカ合衆国カリフォルニア州ロングビーチ市に由来しています。

四日市市とロングビーチ市は、1963年10月7日に姉妹都市提携を締結しました。この友好関係を記念して、1983年(昭和58年)に、姉妹都市提携20周年を記念して霞ヶ浦緑地北公園が「ロングビーチ公園」と命名されました。公園内には、姉妹都市提携の功績を称える記念碑なども建てられています。


最近では、2023年(令和5年)に姉妹都市提携60周年を記念して、ロングビーチ市をイメージした新しい遊具も設置されたそうです。公園の遊具には、姉妹都市の歴史と友好が込められており、公園の歴史を知ると、また違った視点で楽しむことができます。




暑さ対策を万全に!

この時期は日差しが強く、気温も高くなるため、熱中症対策は必須です。

  • 日傘や帽子: 直射日光を避けるために、必ず持参しましょう。
  • 水分補給: こまめな水分補給が大切です。水筒やペットボトルにたっぷりのお水を用意しておきましょう。公園内にも自動販売機はありますが、念のため持参すると安心です。
  • 涼しい時間帯の利用: 早朝や夕方など、比較的涼しい時間帯を選ぶのもおすすめです。


お孫さんとの週末のお出かけにも最適!

週末は、お孫さんと一緒にロングビーチ公園を訪れるのもおすすめです。お子さん向けの遊具も充実しているので、お孫さんは元気いっぱいに遊びまわり、シニアの方は健康遊具で体を動かす…そんな過ごし方もできます。巨大なマウンテンゾーンの遊具は、お子さんたちもきっと大興奮するはず! 世代を超えて一緒に楽しめる場所なので、ぜひご家族皆さんで足を運んでみてくださいね。


まとめ:霞ヶ浦緑地で健康増進!

四日市市のロングビーチ公園と四日市ドームは、シニア世代が気軽に、そして楽しく体を動かせる素晴らしいスポットです。平日の昼間は特に、ゆったりと過ごせる穴場。ウォーキングだけでなく、健康遊具で全身を動かしたり、海の生き物に出会ったりと、その楽しみ方は様々。

ぜひ、皆さんも一度足を運んで、心地よい汗を流してみてはいかがでしょうか?

シニア向け住宅アドバイザー ライター:添田 浩司

安心安全な住まい、日々の健康や、自分らしい暮らしに役立つ情報、地域の話題などを配信していきます。

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