木々の緑が鮮やかになり、そよ風が心地よい5月も半ばを過ぎました。街を歩いていると、色とりどりの花々が目を楽しませてくれますね。
さて、 この素晴らしい季節に何か新しいことを始めてみませんか? 今回は、シニアの皆様に特におすすめしたい「ウォーキング」の魅力と、無理なく続けるためのヒントをお届けします。
なぜ今、ウォーキングがおすすめなのか?
「運動はちょっと…」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、ウォーキングは特別な道具もいらず、ご自身のペースで始められる手軽な運動です。
- 心身のリフレッシュ: 新緑の匂いを吸い込みながら歩くことは、気分転換になり、ストレス解消にも繋がります。 日光を浴びることで、体内でビタミンDが生成され、骨の健康維持にも役立ちます。
- 生活習慣病の予防: ウォーキングは、 血糖値の安定、肥満予防など、生活習慣病の改善に効果的です。無理のない範囲で続けることで、健康寿命を延ばすことも期待できます。
- 筋力維持と転倒予防: 足腰の筋力を維持することは、生活動作を楽にし、転倒予防にも繋がります。
- 新たな発見と交流: いつも通る道でも、ゆっくり歩いてみると新しい発見があるかもしれません。近所の方との挨拶や、交流が生まれるきっかけにもなります。
無理のないウォーキングの始め方
「よし、歩いてみよう!」と思ったら、まずは以下の点を意識してみましょう。
- 服装と靴: 動きやすい服装と、足にフィットした歩きやすい靴を選びましょう。スニーカーなどがおすすめです。帽子やタオル、水分補給のための飲み物も忘れずに。
- 歩く時間と距離: 最初から無理をする必要はありません。まずは10分程度から始め、徐々に時間や距離を延ばしていくと良いでしょう。体調に合わせて、休憩を挟みながら歩くことが大切です。
- 歩く場所: 近所の公園、遊歩道、 広場の散策など、気持ちの良い場所を選びましょう。
- 歩き方のポイント: 背筋を伸ばし、顎を引いて歩きましょう。腕を自然に振り、速足で歩くことを意識すると、運動効果が高まります。
- 仲間を見つける: 家族や友人、地域のウォーキング仲間など、一緒に歩く仲間を見つけると、 運動を維持しやすくなります。おしゃべりをしながら歩くのも楽しいですよ。
ウォーキングを楽しむためのプラスα
ウォーキングを より良いものにするためのアイデアをご紹介します。
- 季節の花や風景を楽しむ。 5月は、バラやツツジなど、色とりどりの花が咲き誇る季節です。 美しい自然を探しながら歩くのも、ウォーキングの醍醐味です。
- 遠回りをしてみる。あえていつもと違う道を選んで歩いてみる。すると、新しいお店や 今まで知らなかった素敵な場所を発見できるかもしれません。
- 目標を設定する。「今日は30分歩く」「あの森まで行ってみる」など、小さな目標を設定すると、達成感が得られ、継続する力になります。
- スマートフォンアプリを活用する。歩数や距離、消費カロリーなどを記録できるアプリを利用するのも便利です。 運動を記録することで、モチベーションアップに繋がります
≪まとめ≫
ウォーキングは、体脂肪の減少や、心肺機能の向上、自立神経の調整、高血圧や糖尿病の改善、といった健康面だけでなく、 今まで見落としていたことへの発見をもたらしてくれる素晴らしい習慣です。
心地よい5月の風を感じながら、まずは家の周りから、無理のない範囲で一歩を踏み出してみませんか? きっと爽やかな気分が、皆様を待っていますよ。