10月23日は何の日かご存じでしょうか?
正解は、「電信電話記念日」です。
1869(明治2)年10月23日、東京~横浜間に
公衆電信銭の電柱と電線を張る工事が開始されました。
これを記念して1950(昭和25)年に
日本電信電話公社が制定しました。
グラハム・ベルが電話機を発明してから
14年後の1890年(明治23年)に、
日本初となる東京〜横浜間での電話サービスが開始されたそうです。
当初の加入数は、東京と横浜を合わせて、197世帯。
東京から横浜までの電話代金は、5分で15銭。
当然、今と物価等が違いますので、比較はできませんが
大体2,300~3,000円くらいでしょうか?
なかなか高価なサービスだったようです。
時代は変わり、いわゆる黒電話が登場するのが、
1933年(昭和8年)。
それから1985年(昭和60年)に、国有だった通信事業が
民営化されたことで、黒電話以外の電話が世に出現したのです。
今からわずか39年前のことだと思うと、
少々驚きですね。
今ではコードレス電話が当たり前ですが、
初めてコードレス電話が出たのが
1970年(昭和45年)の大阪万博のとき。
実際の発売は、1987年(昭和62年)ですので、
私は小学校6年生。
家に初めてのコードレス電話が来たときは、
感動した記憶があります。
さて、2024年つまり今年から、NTTの固定電話のサービスが
順次終了しています。
電話通信の内部的な仕組みがアナログ回線から
IP網に切り替わるだけなので、
実感はないかもしれません。
特に多くの世代で、ほとんど携帯電話を
使っていますからね。
ただ、これにより通話代金が全国一律
(3分 9.35円)になりました。
昔は距離で通話料金が違ったことを
今、急に思い出しました。
私の出は、九州の福岡なのですが、
子供のころ 福岡のおじいちゃん、おばあちゃんに電話すると、
「長くなると電話料金が高くなるから切るよ。」
と毎回言われていました。
今では考えられませんね。
久しぶりに祖父母に記憶を思い出させて
くれたことに感謝です。
今晩は、福岡の両親に電話をしようと思います。
それでは、また。