5月11日は、母の日です。
その名称の示す通り、母に日頃の感謝を表わす日ですが、
みなさん母の日の由来はご存じでしょうか?
その由来はアメリカにあります。
1907年(明治40年)5月12日、
アメリカ人のアンナ・ジャービスさんが亡き母親を偲び、
母が日曜学校の教師をしていた教会で記念会を行い、
母が好きだった白いカーネーションを贈りました。
これがアメリカでの「母の日」の起源とされているそうです。
日本に伝わったのは、1913年(大正2年)のこと。
アンナ・ジャービスから青山学院にメッセージが届き、
当時の女性宣教師たちの熱心な働きかけで、母の日礼拝が行われました。
日本に定着するきっかけになったのは、
1937年の森永製菓の「母の日大会」です。
森永製菓で、母をたたえる歌の懸賞募集を行なったところ、
反響が大きく、1万5000余点もの応募があったそうです。
記念すべき第1回「森永母の日大会」は、
昭和12年5月8日・9日の両日、東京豊島園の
野外ステージにて、20万人もの母親を招待して盛大に行なわれ、
新聞や雑誌に大々的に取り上げられ、
母の日運動を広める大きな力となりました。
さて、まったく親孝行をしていない私ですが、
この日くらいは、ささやかではありますが、
日頃の感謝、子供の頃に可愛がってもらったことへの
感謝を表わしたいと思います。