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2024[Fri]
05.17

RC造建物の災害時の強み

安全な暮らし防災

■RC造とは何でしょうか?

鉄筋の周りにコンクリートを流し込んで、建物を作る工法で、

比較的規模の大きな建物で採用されています。


鉄筋は熱やサビには弱いが引っ張られる力には強く、

コンクリートは引っ張られる力には弱いが、圧縮には強いという特長があります。

それぞれの長所で、お互いの短所をうまく補う合うことで、

横揺れやねじれに強い耐震性の高い構造を作りだすことができます。


■台風・水害に強い

RC造は建物が他の構造体と比べて重くなります。

そのため、台風(竜巻)で建物全体が吹き飛ぶことはありません。

また河川の氾濫による洪水や津波の際にも、

その重量から流されてしまうことはまずないと考えられます。

2011年の東日本震災においても、津波で多くの建物が流されてしまうなかで、

RC造の建物は数多く残っていた点は、記憶に新しいところです。

(高さ10mを超えるような大津波の場合、立地によっては、

地震と相まって建物の構造が破壊されるケースにおいては、

絶対に流されないとは言い切れません)


■RC造建物の法定耐用年数

RC造の建築物の法定耐用年数は47年です。

この年数は、事業者が減価償却を計算するために用いる数字ですので、

建物の寿命とは異なります。

建物の寿命は一般的に、木造、鉄骨造、RC造の順番に

長くなりますが、建物の寿命はメンテンナンス次第で変わります。

木造でもメンテナンスが行き届いていれば、

RC造より長くもつ建物も多数あります。


■災害発生時に安全・安心な建物か?

一度、今お住まいのご自宅が災害発生時に、

安全・安心が担保されている状態かを確認し、

不十分な点があれば耐震リフォーム等を検討頂くのも良いかと思います。

またゴールドライフは、RC造で作られています。

そのため災害時にも避難する必要がない安全な建物です。

建物のメンテナンスもしっかり行っていますので、

100年、200年と使用可能な建物です。


自宅を本当の意味での終の住処にするために

耐震リフォーム工事や、その他のバリアフリー工事をしようと考えると

思いのほか費用がかかってしまうケースも多いでしょう。

その場合は、分譲シニアマンションへの住み替え

という選択肢もご検討下さい。


シニア向け住宅アドバイザー ライター:添田 浩司

安心安全な住まい、健康な暮らしに役立つ情報を配信していきます。

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