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2025[Sun]
09.14

宇宙の日:日本人が宇宙と歩んだ軌跡

今日は何の日日々雑感


9月12日は「宇宙の日」です。この日は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本宇宙少年団が中心となり、記念行事を主催しています。

日本人初の宇宙飛行士、毛利衛さんの挑戦

日本の宇宙開発の歴史を語る上で欠かせないのが、日本人初のスペースシャトル搭乗宇宙飛行士、毛利衛さんの存在です。彼は2度、スペースシャトル「エンデバー号」に搭乗し、宇宙へと旅立ちました。

初の宇宙飛行は、1992年9月12日に打ち上げられた、エンデバー号のSTS-47ミッションでした。これは、エンデバー号にとって2回目の宇宙飛行にあたります。毛利さんは日本人初の搭乗科学技術者として、日米が共同で開発した実験装置「スペースラブ-J」を用いて、微小重力環境での様々な科学実験を行いました。このミッションは、日本の宇宙科学技術が世界に通用することを証明する、歴史的な一歩となりました。

2度目の飛行は、2000年2月12日に打ち上げられた、エンデバー号のSTS-99ミッションです。このときは搭乗運用技術者として、レーダーを使用して地球の精密な立体地形図を作成するミッションに携わりました。

彼の活躍は、宇宙が一部の専門家だけでなく、私たち日本人にとっても身近な存在であることを示し、多くの人々に夢と希望を与えてくれました。

はやぶさが持ち帰ったもの


毛利さんたちの活躍の後に続いたのが、無人探査機による偉業です。小惑星探査機「はやぶさ」シリーズは、人類史上初めて小惑星の物質を地球に持ち帰るという、世界的な偉業を成し遂げました。

初代「はやぶさ」は、2003年5月9日に打ち上げられ、およそ7年間の長い旅を経て、2010年6月13日に地球に帰還しました。数々のトラブルを乗り越え、満身創痍の状態で持ち帰ったのは、小惑星イトカワのごくわずかな微粒子でした。

後継機である「はやぶさ2」は、2014年12月3日に打ち上げられ、6年間の旅の末、2020年12月6日に地球に帰還しました。この「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰った「かけら」からは、水や有機物が発見されました。これは、地球の海や生命の起源が、リュウグウのようなタイプの小惑星によってもたらされた可能性を示唆する、非常に重要な成果であり、世界の科学者を驚かせました。

日本のロケット開発は本当に「先駆けて」いたのか?

「世界に先駆けて」という表現は、大分誇張があるかもしれません。しかし、日本が独自技術でロケットを開発し、着実に実績を積み上げてきたのは事実です。

日本のロケット開発は、第二次世界大戦後、1955年に東京大学の糸川英夫教授らがペンシルロケットの水平発射実験を行ったことから始まりました。これは、当時アメリカやソ連が軍事目的でロケット開発を進める中、日本は平和目的の観測用ロケットからスタートしました。

その後、技術を徐々に発展させ、1970年には固体燃料ロケットL-4Sで、日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げることに成功しました。これは、旧ソ連、アメリカ、フランスに次いで世界で4番目の快挙であり、純国産ロケットでの衛星打ち上げに成功したという意味で、大きな一歩でした。

液体燃料ロケットについては、当初はアメリカから技術を導入していましたが、1994年には初の純国産大型ロケットであるH-IIロケットの開発に成功しました。これは、第1段と第2段のエンジンを含め、すべて日本独自の技術で開発されたもので、国際的なロケット市場への参入を可能にしました。

その後、H-IIA、H-IIBと改良を重ね、近年では新型のH3ロケットも開発され、打ち上げ成功を重ねています。これらの実績は、日本の宇宙開発技術が国際的にも高い信頼性を誇ることを証明しています。


夜空を見上げてみませんか?


最近では、スマートフォンのアプリを使えば、星の名前や星座を簡単に知ることができます。スマートフォンを夜空にかざすだけで、今見えている星や星座の名前を教えてくれるので、天体観測が初めての方でも気軽に楽しむことができます。

遙か遠い宇宙への旅に想いを馳せる時間は、きっと日々の生活に新たな感動を与えてくれるはずです。

宇宙の日をきっかけに、夜空を見上げてみませんか。秋の夜空は空気が澄んでいて、星がより美しく見えます。








シニア向け住宅アドバイザー ライター:添田 浩司

安心安全な住まい、日々の健康や、自分らしい暮らしに役立つ情報、地域の話題などを、様々な視点から配信していきます。

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