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2025[Tue]
09.30

「うがい」で守る健康と口の力

健康なくらし日々雑感健康


最近、またインフルエンザの流行が心配な季節になってきましたね。シニア世代の皆さまにとっては、特に体調管理に気を配りたいところです。

予防対策として「手洗い」は基本ですが、今回は昔ながらの健康習慣「うがい」に改めてスポットを当て、その効果と正しい方法、そしてシニア世代に特に知っていただきたいメリットについてお話しします。


なぜ「うがい」が大切なの?

うがいは、口やのどに付着したウイルスや細菌、ホコリなどを洗い流すためのシンプルな方法です。

  • 風邪の予防 うがいは、一般的な風邪の予防に効果があると言われています。外出から戻った時や、人混みにいた後など、こまめにうがいをすることで、体内に侵入しようとするウイルスを洗い流すことが期待できます。
  • のどの乾燥を防ぐ 冬場は空気が乾燥し、のどや口の中が乾きがちです。のどの粘膜が乾燥すると、防御機能が低下し、ウイルスが侵入しやすくなります。うがいでのどを潤すことは、粘膜の働きを助けることにつながります。

もちろん、インフルエンザ予防の基本は「手洗い」と「咳エチケット」、そして「ワクチン接種」ですが、うがいを組み合わせることで、より感染リスクを減らす努力ができます。



シニア世代に特に嬉しい「うがい」のメリット!

うがいは単なる感染予防だけでなく、シニア世代の健康維持に役立つ、別の大きな効果も期待できます。それは、「お口の健康」を守ることです。

1. 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の予防に繋がる

高齢者にとって注意したい病気の一つに誤嚥性肺炎があります。これは、食べ物や唾液と一緒に口の中の細菌が誤って気管から肺に入り込んでしまうことで起こります。

うがいや歯磨きで口の中を清潔に保ち、細菌の数を減らしておくことは、この誤嚥性肺炎の予防に非常に重要です。

2. 口腔機能の維持・向上

うがいには、大きく分けて2種類あります。

  1. ガラガラうがい(のどの奥を洗う):風邪やインフルエンザ対策
  2. ブクブクうがい(口全体をゆすぐ):お口の汚れを落とす・お口周りの筋力トレーニング

特にブクブクうがいは、頬や舌をしっかりと動かすため、「噛む」「飲み込む」「話す」といったお口の機能を維持・向上させるトレーニングにもなります。これにより、食事を美味しく楽しむこと(QOL:生活の質)の向上にも繋がります。



感染症予防のための「正しいうがいの方法」

うがいの効果をしっかり引き出すための、簡単なステップをご紹介します。

ステップ1:口をゆすぐ(ブクブクうがい)

まずは少量の水で口の中全体をブクブクとゆすぎ、食べかすや大きな汚れを洗い流します。

ステップ2:のどを洗う(ガラガラうがい)

口に水を含み、上を向いて「あー」や「おー」と声を出しながら、のどの奥を15秒程度ガラガラと洗います。これを2〜3回繰り返しましょう。

  • ポイント: うがいは水道水で十分です。特に持病やのどの炎症がない限り、うがい薬を日常的に使うと、口の中の必要な常在菌まで洗い流してしまう可能性があるため、予防目的では水うがいが望ましいとされています。

まずは「帰宅時」の習慣から

インフルエンザのウイルスは、のどの粘膜に付着してから数分〜20分程で細胞内に侵入してしまうと言われています。

ですから、「感染したかな?」と心配になる前に、外出先から帰宅したらすぐに、手洗いとセットでうがいをする習慣をつけましょう。

毎日のちょっとした心がけが、皆さまの健康を守ります。流行シーズンを元気に乗り切るために、ぜひ今日から「うがい」を再開・徹底してくださいね!

シニアライフアドバイザー ライター:添田 浩司

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