こんにちは。寒さが厳しくなり、暖房器具が欠かせない毎日ですね。 空気が乾燥するこの時期、特に気をつけたいのが「火の元」です。
さて、今日1月19日が何の日かご存知でしょうか。 実は「家庭消火器点検の日」なんです。
「119番の日(11月9日)」は消防庁が定めた有名な記念日ですが、それとは別に、家庭にある消火器にも目を向けてほしいという願いを込めて、1991年(平成3年)に一般社団法人 全国消防機器販売業協会が制定しました。
「1(い)1(い)9(く)うき=いい空気」という語呂合わせではなく、単純に消防への通報番号「119」にちなんでいます。あえて11月の消防庁の日と時期をずらすことで、火災が増える冬場に改めて注意を喚起する意味が込められています。
■家庭用には法的義務がないからこそ
マンションの共用部や店舗などにある業務用消火器は、消防法で定期的な点検と報告が義務付けられています。 しかし、皆様のご自宅にある家庭用消火器には、実は法的な点検義務はありません。
「義務がない」ということは、裏を返せば「自分で意識して見ないと、誰もチェックしてくれない」ということです。 何年も放置され、いざという時に使えない状態になっていては本末転倒です。ぜひ今日、以下のポイントをご自身の目で確認してみてください。
■チェックすべき3つのポイント
- 使用期限の確認(目安は10年) 消火器には「設計標準使用期限」というラベルが貼られています。一般的に業務用・家庭用ともにおよそ10年と設定されているものが多いですが、古いものや住宅用の一部では5年のものもあります。 期限切れのものは破裂事故の危険もあるため、決して使わず、専門業者に引き取ってもらうなどして交換しましょう。
- 圧力計(ゲージ)の確認 最近主流の「蓄圧式」消火器には、小さなメーター(圧力計)が付いています。 この針が「緑色の範囲」を指していれば正常です。もし範囲外にある場合は圧力が抜けてしまっており、いざという時に薬剤が噴射されません。
- サビ・変形の有無 湿気の多い場所や屋外に直置きしていると、底がサビてしまうことがあります。腐食が進んだ消火器は非常に危険です。 また、「邪魔だから」と押し入れの奥にしまわず、すぐに持ち出せる場所に置くことも大切です。
■シニア世代へのアドバイス
もし「今の消火器が古くなっていて買い替えたいけれど、重いのは不安」という方がいらっしゃれば、最近はスプレー式の簡易消火具(エアゾール式)や、お酢の成分を使った中性薬剤の消火器など、軽量で扱いやすい製品も増えています。
備えあれば憂いなし。 「義務ではないけれど、命を守るための自主点検」。今日をそのきっかけにしていただければ幸いです。






