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2025[Tue]
08.26

8月28日はテレビCMの日 あの頃を振り返って①

今日は何の日あの頃

8月28日は「テレビCMの日」です。そこで今回は、私たちを夢中にさせたCMの数々を、じっくりと紐解いていきたいと思います。

私の記憶に残っているいくつかのCMについて語っていきます。                              1番目は明治の「チェルシー」です。

「あなたにも、チェルシーあげたい。」

このフレーズと、透明感のあるアニメーション、そして何より耳に残る優しい歌声。小学校でもずいぶん流行って、このフレーズを言う子供が多かったことを記憶しています。

あの独特なメロディーと歌声は、実は多くのアーティストが担当していました。シモンズ、アグネス・チャン、そしてサーカスなど。どの歌声が一番心に残っていますか?

もちろん「チェルシー」はお菓子のCMです。でも、不思議な力がありましたよね。高度経済成長期を経て、物質的な豊かさを手に入れた日本。そんな時代に、CMが描いていたのは、お金では買えない「心の豊かさ」だったのかもしれません。

「あなた」という言葉を使ったことも良かったです。特定の誰かではなく、画面を見ている私たち一人ひとりへ向けられたように感じられました。


2番目は明石家さんまさんの最高傑作とも言われる、旭食品の「旭ポンズ」です。                       (CM放送年代:1985年頃)

「幸せ~ってなんだっけなんだっけ?ポンず醤油のあるうちさ。」

このフレーズを耳にしただけで、さんまさんのあの満面の笑みが、ありありと目に浮かびますね。鍋料理をつつきながら、本当に心から「幸せ~!」と叫ぶその姿は、多くの人の食欲と心をわしづかみにしました。

当時、さんまさんは「オレたちひょうきん族」で人気絶頂。彼の持つ天真爛漫なキャラクターと、家族団らんの食卓というCMのテーマが、これ以上ないほどにマッチしていました。

1985年頃といえば、バブル景気へと向かう上り調子の時代。多くの人が物質的な豊かさを追い求める一方で、心のどこかでは「本当の幸せって何だろう?」と問いかけていたのかもしれません。そんな時代に、さんまさんの底抜けに明るい「幸せ~!」という声は、単なるポン酢のCMを超えて、私たちに「幸せは、こんなに身近なところにあるんだよ」と、やさしく教えてくれたように思います。



3つ目にご紹介するのは、エバラ食品の「エバラ焼肉のたれ」。

「♪肉~肉~野菜~肉~肉~野菜~」

このフレーズに、当時人気だった浅茅陽子さんと家族が、楽しそうに焼肉を囲む風景が目に浮かびますね。(CM放送年代:1980年頃)

このCMが放送された頃、エバラ食品の焼肉のたれは、全国で約60%、関東では80%もの圧倒的な市場シェアを誇っていました。「焼肉のたれといえばエバラ」という確固たる地位を築いていたのです。

このCMには、今でも語り継がれるエピソードがあります。当時CMに出演していた浅茅陽子さんは、ある雑誌のインタビューで「私はお肉はあまり食べないんです」と発言。この発言が、CMのイメージと消費者の期待を裏切るものだとされ、降板にまで至ってしまったのです。

今ではタレントの多様な食生活は当たり前ですが、当時はそうではありませんでした。CMタレントは、商品の「顔」であり、そのイメージを完全に体現することが求められていた時代。CMの裏側にある、タレントの「本音」と商品の「イメージ」の葛藤。このCMは、単なる懐かしい食卓の思い出だけでなく、そんな広告の世界の厳しさを教えてくれた、特別な作品です。

シニア向け住宅アドバイザー ライター:添田 浩司

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