9月6日が「クロスワードの日」であることをご存知でしょうか? スマートフォンやSNSが主流の現代でも、老若男女を問わず愛されているクロスワードパズル。その人気の背景には、単なる言葉遊びにとどまらない奥深い歴史と、脳を活性化させる「脳活」としての側面があります。
今回は、9月6日の記念日にちなみ、クロスワードパズルの意外と知られていない起源と、その根強い人気の理由をデータで紐解いていきましょう。
世界最古のクロスワード:始まりは1枚の新聞から
世界で初めてクロスワードパズルが掲載されたのは、今から100年以上も前のことです。
- 1913年12月21日:アメリカの新聞「ニューヨーク・ワールド」の日曜版に、世界初のクロスワードパズルが掲載されました。
- 考案者は、イギリス出身の新聞記者、アーサー・ウィンです。
- 当初は「ワード・クロス(Word-Cross)」という名前でしたが、スペルミスから「クロスワード(crossword)」に改名され、この新しい言葉遊びは瞬く間にアメリカ全土に広まりました。
日本上陸!大正時代に始まったパズルブーム
クロスワードのブームは、海を越え、日本にもやってきました。
- 1925年(大正14年):アメリカでの誕生から12年後、日本の週刊誌「サンデー毎日」に初めてクロスワードが掲載されました。
- この年は、日本でラジオ放送が開始された年でもあり、新しいエンターテイメントが次々と生まれる時代でした。
このように、クロスワードは100年以上の時を超え、現代に至るまで多くの人々に愛され続けている、まさに「古典的」な知的エンターテイメントなのです。
なぜシニア世代に愛されるのか?
クロスワードパズルに関する公的な人口統計は存在しませんが、出版業界の調査から、その人気ぶりは明らかです。 クロスワード専門誌の広告媒体資料によると、主な読者層は40代~60代の女性や主婦であり、シニア層に強く支持されていることがわかります。
その人気の背景には、単なる娯楽ではない、脳を活性化させる「脳活」としての側面があります。
- 脳への良い刺激:語彙力、記憶力、推理力など、さまざまな脳の機能を同時に使うため、脳のトレーニングに最適です。
- 手軽さ:スマートフォンやタブレットだけでなく、雑誌や新聞でも手軽に楽しむことができ、特別な道具も必要ありません。
- 達成感:すべてのマスが埋まった時の達成感は、日々の生活にハリを与えてくれます。
次回の【後編】では、数多く存在するクロスワード雑誌の中から、あなたにぴったりの一冊を見つけるためのヒントをご紹介します。お楽しみに!






