1月27日。今日は「ハワイ移民出発の日」です。 明治18年(1885年)、約900名の日本人が「新天地」を求めて横浜港からハワイへ旅立ちました。
彼らは決して、楽園へ遊びに行ったわけではありません。 言葉も文化も違う、右も左も分からない異国の地へ、生活の拠点を移すという「決死の覚悟」を持って海を渡ったのです。 その勇気と努力が、現在のハワイにおける日系人社会の繁栄を築きました。
■シニアの住み替えは、現代の「移民」である
私たちが入居者様と接していて感じるのは、シニアにとっての「住み替え」もまた、明治の移民と同じくらいの「大冒険」だということです。何十年も住み慣れた「我が家」という国を離れ、マンションという「新しい国」へ移り住む。 そこには、これまでとは違うルールがあり、新しい人間関係があります。
以前、ある入居者様が、ポツリとこう仰いました。
「なんだか、ハワイに来たみたい」
その言葉の真意は、「常夏の楽園のように快適だ」という単純な意味だけではないかもしれません。 「長年染み付いた習慣が通じない」 「まるで外国に来たように感じる」
そんな、新生活特有の「カルチャーショック」や「戸惑い」を含んだ、正直な感想だったのではないでしょうか。
■「違い」を楽しむ勇気
確かに、戸建てとは生活様式の勝手が違います。 しかし、明治の移民たちが新天地で新しい文化を作ったように、この「違い」こそが、人生を新しくするスパイスになります。
「草むしりをしなくていい世界」 「冬でも廊下や洗面所が寒くない世界」 「オートロックと人的スタッフにより守られる世界」 「自分で食事を作らなくても、おいしいごはんが提供される世界」
これらは、昔ながらの日本の家にはなかった「異文化」です。 最初は戸惑うこともあるでしょう。まるで外国に来たような気分になるかもしれません。 ですが、その「違い」を受け入れ、慣れていただいた先には、かつての家では味わえなかった「安心の中の自由」という果実が待っています。
■新天地への招待状
「いつか」ではなく、気力のあるうちに動くことが大切です。それは新しい環境に「慣れる」ためにもエネルギーが必要だからです。ハワイへの移民たちが、不安を乗り越えて豊かなコミュニティを築いたように。 皆様も、勇気を持って「新しい国」へのパスポートを手にしてみませんか。
そこは、最初は少し驚くような「異国」かもしれません。 しかし、住めば都。 煩わしいしがらみから解放された、あなただけの新しい「ハワイ」になるはずです。






